低価格ファミコンシューティングゲームレビュー

今回は僕が実際に買ってプレイしたファミコンのシューティングゲームの中から「中古で安く買える割には面白いんじゃないの」というものを紹介したいと思います。大体どれも中古でカセットのみだったら600円以下で買えるはずです!

※シューティングゲーム好きなのですが下手なのでだいたいクリアできていないで前半のほうの面だけのプレイでレビューしています。

ゲイモス

画面奥に向かって進む擬似3Dシューティングですがゼビウスのように地上と空中で撃ち分けが必要です。

自機が地平線より上に行けないのでなんか飛んでる感が薄いのが残念。日本のゲームですがどことなく「海外のおもちゃ」っぽいチープさと雑さがあってそれが愛らしいです。背景が美しいのも見どころ。

エクセリオン

こちらも擬似3Dっぽさのある作品です。自機の下に建物や山が連なる地上の景色が流れていくのが気持ち良いです。慣性のかかる操作感で敵とのすれ違いざまにうまく撃ち込んで撃破するドッグファイト感が楽しい。

連射が効かないデュアルショットと連射できるが弾数制限があるシングルショットの使い分けが地味に良いスパイスになってます。

こうやってスクリーンショットで比べると「エクセリオン」がショボくて「ゲイモス」がカッコよく見えますがプレイの気持ちよさは「エクセリオン」のほうが上じゃないかと思います。

バンゲリングベイ

母艦を守りながら敵の基地を破壊するシューティング?リアルタイムに状況が変化していく緊迫感と、どこから攻めてもいい自由度の高さがいいですね。

操作方法が独特で十字キー左右で旋回、上で加速、下で減速。難しいんですけど、なんだか本当にヘリを操縦しているような気分になれるんですよね。

敵の攻撃をかいくぐりながら基地を爆撃するのはめちゃくちゃスリリングで楽しいんですが、いかんせん難易度高い。マップが狭くて敵の基地の数が少ないイージーモードみたいなのがあったらよかったなあ…

1942

カプコンのアーケードゲームの移植版。巷ではアーケード版の「劣化移植」という扱いのようで、そのおかげか安く手に入るソフトです。だけどアーケード版を全く知らない僕からすると結構面白いんですよね。

たしかにアーケード版の動画を見てみるとスピード感が全然違いますね…!ゲームセンターと同じものを家でやりたいというニーズには応えられていないのかも知れませんが、現代においてはファミコンソフトに「アーケードそっくり」を求める必要は全くありません。

むしろアーケード版はアーケードアーカイブス等(カプコンの作品なのでアーケードスタジアムでしたっけ?)で遊べばいいのでファミコン版のほうはファミコン版ならではの味わいを楽しむべきでしょう。

「移植度」という観点から見ればたしかに劣化移植かもしれませんが、プレイしていて楽しいソフトです。自機のパワーアップ、宙返りによる緊急回避など現代のシューティングに通ずる要素が多いので説明不要で楽しくあそべます。

ランパート

ブロックで囲んで陣地を広げる防衛パートと、陣地内に設置した砲台で敵をやっつける攻撃パートを交互に繰り返すターン制のストラテジーっぽいようなパズルっぽいようなシューティング要素もあるようなゲーム。

ファミコン後期のゲームなこともありチュートリアルが親切なので説明書とかなくてもルールを理解しやすかったです。グラフィックも綺麗。元々は海外のアーケードゲームなんですが一度アーケード版をやってみたら全然別物でびっくりしました。ファミコン版はコナミがかなり遊びやすくアレンジしてくれてるみたいです。

まだまだあると思うのでまた新しいのを見つけたらレビューします!

(おわり)