最近観た映画の感想

最近見た映画の感想を書きました。
タイトルの横の☆の数が多いほど自分的に面白かったという意味ですが、映画館で観た映画のほうがやっぱりスクリーンも大きいし音響もいいので評価が高くなりやすい気がします。
なので映画館で観たものは(映画館)と書きました。
家でDVD観る場合はちょっと減点みたいなイメージで読んで頂ければ。

リボルバー(1988) ☆☆

沢田研二主演。警察官から奪われた拳銃をめぐる群像劇。最初は無関係のキャラクターたちが徐々に交錯していくのが楽しかった。良くも悪くも盛り上がり切らないというかスリリング過ぎない感じが楽に観れました。尾美としのり&江本明のコンビが良かった。

私をスキーに連れてって(1987) ☆☆☆

有名な作品ですが実は観たことなかった。たまたまBSでやってたので観ました。当時のバブリーな雰囲気が楽しいです。挿入歌としてのユーミンが超いい。

彼女が水着に着替えたら(1989) ☆☆

「私をスキーに連れてって」の翌日にやってました。スキーをマリンスポーツに換えた二匹目のドジョウ的な感じ。こっちは挿入歌がサザンなんですけど個人的にはユーミンに軍配。

シン・仮面ライダー(2023) ☆☆☆☆(映画館)

面白かった。「怪人に襲われて逃げ惑う一般人」的なシーンが全く無いのが不思議な感じがしました。
怪人「ガハハハハ!」
民衆「キャー誰か助けてー!」
ライダー「とおっ!仮面ライダー参上!怪人め!そこまでだ!」
民衆「仮面ライダー!来てくれたのね!ありがとう!」
みたいなイメージがあったので。民衆から感謝されたり人気者になったりすることなく、人知れず組織と戦っている感じがカッコよかった。

ラブ&ポップ(1998) ☆☆☆☆☆

庵野秀明監督の初の実写映画作品。これめちゃくちゃよかった。数日は余韻に浸ってしまいました。ハンディカメラの使い方とか、かなり「シン仮面ライダー」と共通するところがあってほぼ同じ映画と言ってもいいかもしれない。援助交際というというものを下世話にエロいものとして消費するのではなく、かといって説教臭く批判的に描くのでもなく常温な感じが心地よかったです。

名探偵コナン黒鉄の魚影(2023) ☆☆☆☆(映画館)

近年のコナン映画の中でもかなり良かったんじゃないでしょうか!?潜水艦という一見地味っぽいテーマだけど、風呂敷を広げすぎてないのが逆によかった感じがしました。推理要素は少なめ。

サンドランド(2023) ☆☆☆☆(映画館)

あんまり興行収入が振るってないようで「爆死」とか言われたりしてるみたいですが、原作の時点で大ヒットするタイプの映画ではないのは分かるはずでは…?と思ってしまいます。少年漫画のセオリーから外れて、人気を度外視して鳥山明の趣味に走った漫画というイメージが当初からあったので。

制作した人たちもわかっていてそれでも映画化したかったんじゃないのかな。ドラゴンボールとか、あわよくばスラムダンクみたいなヒットになると思ってたんだろうか。

とにかく内容がつまらないから興行収入が悪いというわけではなくてめちゃくちゃいい映画なのでぜひ観て欲しい!

メモリーズ(1995) ☆☆☆

もともと石野卓球氏によるテーマ曲「IN YER MEMORY」は好きでよく聴いていて、でも映画は観たことなかったので観てみました。オムニバス(3本立て)映画だったんですね。やっぱりこの曲かっこいいなあ。

ウィリーズワンダーランド(2021) ☆☆☆☆

何も考えずにぼーっと観る映画としては最高でした。廃墟となった元テーマパーク?で襲ってくる人形をニコラス・ケイジが次々返り討ちにしていくのが爽快。あと彼は怪物退治の為でなく廃墟を掃除するために雇われている(と思っている)ので、ニコラス・ケイジが廃墟を掃除するシーンが随所にあるのですがピカピカになっていくのが気持ちいいです。観てみて欲しい!途中画面がチカチカするシーンがあってそこだけは不快でした。

君たちはどう生きるか(2023) ☆☆☆(映画館)

「事前情報やネタバレ一切なしでどんな映画か全く分からないままジブリ映画を観る」という経験自体が後にも先にも無いだろうなーと思うと貴重な体験でした。音楽がピアノ中心で今までのジブリ作品より抑えられた感じなんですが、個人的には音楽は今までのジブリのほうが好きだと思いました。