
(実際は机とかにおいたほうがいいです)
定額給付金の勢いでipad proとアップルペンシルを買ってしまったのですが、時々絵を描くぐらいで「10万円近くかかったのに活用できてない!」という焦りがあり、いろいろ活用法を模索してました。ブログなんかは正直言ってパソコンのほうが書きやすいし…
「iPad 活用法」とか「アップルペンシル 活用法」とかでググっても、まあそうでしょうね、という感じの普通の内容が多くてあまり参考にならず。
なぜiPad+アップルペンシルでシューティングなのか?
ようやく本題なのですが、アップルペンシルでシューティングゲームやるのが以外と良い感じです。
iPadやスマホでやるシューティングゲームの場合、自機をタッチ操作することになるわけですが敵や敵弾が自分の手で隠れて見づらいことが多いです。
特にスマホは元々の画面が小さいのでかなりキビしい感じ。だからiPadでやりたいと思うのですが、iPadはiPadで画面が大きいので画面の端から端へかなり大きく指を動かし続けなきゃならないのが若干しんどいんです。タッチ操作であるために、画面が大きいことにはデメリットもある。
そこで!アップルペンシルを使うとその「指で隠れて見づらい」「指を動かすのがしんどい」どちらも解決できます。
アップルペンシルは細長いのでほとんど視界を遮らないし、長さがあるので手首と指の動きだけで大きく移動することができます。やってみるとわかりますが、指で操作するよりかなり快適。
iPadでできるおすすめシューティングゲーム
実は往年の名作シューティングをiOS用に復刻したものが結構出ております。僕自身は当時やっていたわけでなく完全に後追いですので詳しくはないんですが、やってみて面白かったものを紹介しておきます。
TATSUJIN

https://apps.apple.com/jp/app/tatsujin-classic/id1467875681(App store)
TATSUJIN(たつじん)は東亜プランという会社から88年にリリースされた縦スクロールシューティング。どうやらこの東亜プランという会社は潰れてしまっているようですが元の社員の方が権利を持っているらしい。
赤、青、緑の3数類の武器がどれも派手かつ個性があって楽しい。さらに音楽が良い意味でチープというか、部屋の中が一気に古き良きゲームセンターになってしまうような高揚感があります。
wikipediaから本作の評価を引用すると
ボタンを押した瞬間に即発動するボンバーが採用されたのは本作がゲーム史上初である。攻撃よりも防御、戦略性よりも緊急回避性を重視したこのタイプのシンプルなボンバーは以後登場するほぼすべてのシューティングゲームで採用されている。(中略)高難易度とそれを相殺するボム、ボタンを押しただけで敵を倒せるシンプルさ、武器のビジュアル的なインパクトという、以後のほぼすべてのシューティングゲームで踏襲される要素を確立した本作は、近代シューティングの基礎を築いた作品である
https://ja.wikipedia.org/wiki/TATSUJIN
その後のシューティングに大きな影響を与えた、歴史的にも意義のある作品のようです。
↑この方はiPhoneですがこんな感じ。
ゲーム内容は素晴らしいし往年の名作が無料で遊べるのはいいんですがかなりの頻度でCMを挟み込まれるのがちょっとダルいです。とりあえず無料なので「iPadでシューティングどんな感じ?」というのを体感したい方にはちょうど良いかと思います!
※iOS14以降でアップルペンシルでプレイしようとするとスクリブル機能が動いてしまいペンでの操作ができないので、スクリブル機能をオフにしてみてください。
このアプリをリリースしているmobilixという会社は他にも東亜プランや彩京(こちらも今はない会社)のシューティングをリリースしています。全て無料なので、いろいろ試してみると良いかも。個人的には前述「TATSUJIN」のさらに前身となる「究極タイガー」、それからキャラ選択ができてキャラごとの個性が楽しい「ガンバード」「ガンバード2」が面白かったです。移植度に関しても概ね高評価っぽいですね。
怒首領蜂 大往生

https://apps.apple.com/jp/app/%E6%80%92%E9%A6%96%E9%A0%98%E8%9C%82%E5%A4%A7%E5%BE%80%E7%94%9F/id486756858 (App Store)
こちらは有料ですが間違いなく370円以上の価値はあります。
こちらも縦スクロールシューティングで、アーケードの移植作品。先ほどの「TATSUJIN」を作った東亜プランの元社員の方が作ったケイブという会社の作品です。
内容的にも東亜プランのシューティングをド派手にパワーアップしたような感じ。緊急回避のボムを使いつつ地上物と敵キャラを破壊しながら進んでいくところも似ています。一点集中のレーザーと広範囲を攻撃できるショットの使い分け、わらわら迫り来る大量の敵や巨大兵器をバシバシ撃ち落としていく爽快感が楽しい作品です。

ショット

レーザー
ちなみに同じシリーズの「怒首領蜂 大復活」やスマホ用に新たに作られた「DODONPACHI MAXIMUM」もあるみたいです。
弾幕とアップルペンシルは相性がいいかも
この「怒首領蜂」シリーズはいわゆる弾幕系シューティングの元祖です。「TATSUJIN」に比べると敵の攻撃がかなり激しい。
ですがその分自機の攻撃も強力ですし、当たり判定も小さいので慣れれば意外と弾幕の間を避けて進めるようになります。

自機も敵も攻撃が激しい
この「弾幕を避ける」という部分に関してはアップルペンシルでのタッチ操作とかなり相性が良い気がします。画面上の弾幕の隙間を直接ペンでなぞるようにして自機を動かせばいいので、人によってはアーケードのレバーや十字キーよりうまく避けられるかも!?
アップルペンシルを入手したものの持て余しているという方、ちょっとでも「買ってよかった」と自分に言い聞かせるためにシューティングゲームをやってみるのはいかがでしょうか!
ちなみに僕の大好きなダライアスの続編のひとつであるダライアスバーストSPもあるみたいですがアーケードアーカイブスのダライアスをクリアするまではやりません!あとこのタッチペン方式は縦スクロールのほうが向いてると思います
※追記 僕もシューティングゲームを作ってみました!これもアップルペンシルだとやりやすいのでやってみていただきたい!詳しくはこちらの記事をどうぞ。