秋葉原ベースキャンプ という秋葉原関連の情報発信をしているサイトにて、クリアファイルデザインコンテストが行われていました。
こちらのツイッターアカウントから「応募しませんか?」というDMを頂いたので(僕を名指しで応募して欲しかった訳じゃなくフォロワーで絵を描いていそうな人とかに片っ端からDMしていたんじゃないかな)、応募してみたんです。
そしてなんと1位に選んで頂きました!
どういうコンテスト?
どういうコンテストだったかというと、このサイトのイメージキャラクター?である「アナスタシア」をモチーフにしたクリアファイルのデザインを公募するという内容でした。
アナスタシアちゃんはこんな子です。(ツイッターより引用)
コンテスト応募要項の記事内では「アナスタシア」のイラストの画像データも配布されていて、つまり絵が描けない人でもその素材を使えば参加できるというところが素敵だなあ、と思っていました。実際に受賞作品の中にはその素材を使ったものもありますね。
↓僕の描いた絵はこんな感じです。
こういう絵も描けたんですね。
いや僕はこういう絵は描けないんです。描いた事なかったんです。実はこの記事は「1位になった自慢」ではなくて、ここから先が一番書きたかったところです。
今回のコンテストのモチーフとなった「アナスタシア」というキャラクターは、ぶっちゃけ僕の専門外というか、あんまり描いたことないタイプのキャラクターです。そもそも人間(または人間ぽい姿のキャラ)を描くことをすごく避けてきてしまったので、ツイッターにほぼ毎日イラストを描いて載せてますけどちゃんとした人間の絵はほとんどないと思います。
ところが「せっかくDMもらったし、描いてみるか…」と描いてみたらこうなった。こういう美少女キャラみたいなのを描いたことはほとんどないのに。つまり僕が言いたいのは
適当な絵でも毎日描いていると、少なからず画力が上がっている!?
さらに言うと
美少女イラストを描く練習をしないで、美少女イラストが描けるようになる
ということが起きていたことになります。
本当に上手い人からすれば「全然描けてねえよ」という感じかもしれませんが、僕もよく見るといろいろおかしい感じもしますが、少なくとも秋葉原に精通しているであろう方々が1位に選んでくださるような絵が描けたのは事実なんです。
繰り返しますが美少女イラストを描く練習をしてなくても、デッサンの練習とかしてなくても、ウサギのヘタウマ絵みたいなやつでも、毎日のように描いていたら美少女イラストが描けるようになっていた。
「練習しないで描けた俺って才能あるぜスゴイだろ」という事じゃなくて(そもそも絵の才能がない自覚があるからこそああいう「下手でも成立する絵」ばかり描いている)、絵を描くのに必要な身体および脳の機能というのはどんな絵でもある程度共通であるので、どんな絵でも毎日描いてれば自ずと鍛えられていくのかもしれないという事が言いたかった。
キャッチボールを毎日やっていると実はバッティングの精度も上がっている、みたいなことが絵でも起こるのだな〜という話でした。
※そもそも「アナスタシア」というキャラクターが元々持っている要素(メイド服、ネコミミ、ヘッドセット、銃、ロボット感など)が既にかなり「それっぽい」ので、例えば自分で衣装や持ち物やカラーリングをゼロから考えて描くのに比べれば「それっぽい」絵になりやすい、というのはあった思います。つまり元のキャラクターのデザインがよくできているおかげだったのかもしれません。